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兵庫県中学校技術・家庭科研究会(「すべての生徒に喜びを 未来を育む 兵庫の力!」)

令和5年度 取り組みの基本方針

1.兵庫県中学校技術・家庭科研究大会の運営並びにその成果を収める

 兵庫県の技術・家庭科教育の推進と向上を目指し、研究組織を確立し、研究大会を日々の研究実践の研鑽の場として、情報交換や討議を行い、明日からの更なる実践の糧となるように努める。そのために、これまでの県大会や全国大会の成果を十分に生かし、令和5年度県大会開催地区の会員と連携・協力し、研究の推進と大会の円滑な運営を行い、大会を成功に導き、成果を収める。

2.各種「研修会」を推進し、会員一人一人の資質向上を図る

 学習指導要領(平成29年告示)の意図を踏まえ、各地区の実情や今後の教育動向を視野に入れつつ幅広い研修を展開する。その際に、研修開催の手助けを行い、会員一人一人の資質の向上が図れるように努める。

 地区で開催される研修会に対して、研修会の講師等の紹介や派遣申請手続きや補助金支給等の援助を行う。

 各地区の研究推進のリーダーとしての資質向上のため、専門委員に対して夏季研修会等を実施し、研鑽を積む。

3.県版ハンドブックの今後について

 「県版ハンドブック」について会員一人一人の生の声や生徒たちの思いをくみとり兵庫県独自の教材として活用してきた。これまで、その趣旨を理解し多くの学校で採用してもらい、一人でも多くの生徒に役立つものとしてきた。しかし、新しい教科の方向性を踏まえ県版ハンドブックについては内容の更新を行わないものとする。

4.研究主題にそった研究の計画的・継続的な取り組みについて検討する

 これまで本県が行ってきた研究の成果と課題を整理し、見通しをもった研究計画作り(これまでの実践評価⇨計画作り⇨実践⇨評価⇨計画の修正)を行う。特に、これまでの研究を[生きる力]の育成や持続可能な社会の実現というという視点を通して振り返り、本県にふさわしい意義づけと今後につながる実践的・体験的な学習のあり方を探る。また、研究大会の場で「兵庫県版スタンダ-ド」や「質の保証と特色化」に自信をもって発信できるように研究を推進していく。